FMさがみ(ビーモス不動産相談室)

2年余り前から,FMさがみの「ビーモス不動産相談室」という番組に出演しています。弁護士2名,税理士2名,不動産コンサル(宅建士)2名が,聴取者の方からの不動産に関する質問(具体的事例)に答えていくものですが,ある問題について,弁護士の仕事の観点からだけではなく,実際の不動産取引の実務,税金面からも検討を加えて問題を解決していくもので,私自身大変勉強になっています。放送は,毎週水曜午前11時30分からです(再放送毎週土曜午前9時30分~)。

無罪

先日、ある事件で無罪を勝ち取りました。これは,一審で有罪になった後,私のところへ依頼がきて戦えそうな事案だったので私選で受任し,ある争点だけに絞って控訴審で主張立証したところ,破棄差戻しになり,差戻審の一審で無罪となったものです。検事時代に無罪を出すと大変でしたが、弁護士にとっては勲章になります。そして,改めて,「当該事件の証拠構造の的確な把握」が重要であることを認識しました。

プラハの秋

先日,所用があってチェコのプラハへ行ってきました。
今年2回目なのですが,プラハへ行くと色々と社会のシステム等について考えさせられます。
プラハというと,若い方は,2009年4月5日のオバマ大統領の核廃絶演説が思い浮かぶと思いますが,我々の世代は,1968年のプラハの春が思い浮かびます(今年亡くなったチャスラフスカさんも)。当時,ドプチェク第一書記等の名前が頻繁にニュースで放送されていたのを記憶しています。
現在のプラハは,とても平和で治安もよく素敵な都市です。
苦難の歴史があった関係で若い人たちの歴史,政治への関心もとても高いものがあります。
プラハの主要な交通機関は,地下鉄とトラム(路面電車)です。
地下鉄の一部は,昔の核シェルターを利用して作られたそうで,長いエスカレーターで地中深くへ入っていきます。
エスカレーターのモーターは強力で,大きな音を立てながらかなりのスピードで動いています。日本では,うるさいだとか危険だとか言われて問題にされると思いますが,誰もそのようなことを言う人はいません。
特に違いを感じるのは,料金システムです。
プラハの地下鉄には,改札がなく,駅員もいません。
500円位の切符を1枚買って機械で日時を印字すると,そのときから24時間,地下鉄もトラムも乗り放題です。
東京だと1日仕事で地下鉄等を利用して移動すると2~3000円は軽くかかってしまいます。
そして,1か月用の切符だと3~4000円位で1か月間乗り放題なのです。
改札がない代わりに,乗客に紛れて検査員が乗っていて無賃乗車を時々チェックしており,見つかると4~5000円の違反金が科せられるシステムになっているのです。
このシステムだと高価な改札の機械も必要なく,駅員もほどんと必要ありません。
それで,低料金が維持できているものと思われます。
ただ,人口過密の東京へこのシステムをそのまま持ってくるのは困難のように思われます。
いずれにしても社会システムには色々あるなと考えさせられます。

裁判員裁判反省会

私が弁護人として立会した裁判員裁判の反省会が,先日,某地方裁判所で開催されました。裁判員のアンケートは、通常、ほとんど例外なく「検察官の主張立証は分かりやすかったが、弁護人の主張立証は分かりにくかった。」なのですが、何と今回は裁判員全員が「弁護人の主張立証は分かりやすかった。」とアンケート回答していました。更に裁判長から「検察官の冒頭陳述は書きすぎで詳し過ぎたと思いますが、弁護人の冒頭陳述は素晴らしかったです。法廷から控室へ戻る途中で裁判員から弁護人の冒頭陳述は分かりやすかったという話が出ていました。」というお言葉をいただきました。私と相弁護人は気を良くして,帰路の途中居酒屋でささやかな打ち上げをして帰りました。

英会話レッスン

仕事上の必要性も出て来て,下北沢の居酒屋でオーストラリア人の先生から英会話の個人レッスンを週1回受けています。リラックスした方がよいと思って居酒屋で飲みながらレッスンを受けることにしたのですが,結局,ただの飲み会なってしまいそうです(笑)。

最高裁判決

最高裁判所の弁論は,通常開かれず,新判断がなされるときなどに限られているのですが,私が代理人をしている養子縁組無効確認請求事件について,平成28年12月20日に最高裁で弁論が開かれました。そして,平成29年1月31日に,その事件の判決が最高裁でありました。判決要旨は、「専ら節税目的であったとしても養子縁組意思がなかったとは言えない。」というもので最高裁の新判断でした。これは,相代理人弁護士で日大名誉教授の山川先生が書かれた上告理由書が全面的に認められて原判決(控訴審判決)破棄となり、一審の勝訴判決が確定することになったものです。これは重要判例ですので翌日の新聞各紙にも載りました。

司法試験予備校

以前,司法研修所の教官や司法試験の考査委員をしていたことなどから,司法試験予備校での講演,講義を依頼されることがあるのですが,先日も,司法試験予備試験の模擬試験(刑法,刑事訴訟法)の解説を依頼されました。
現在の司法試験予備試験は,システム,内容が旧司法試験によく似ていて誰でも受験できることから,受験生には老若男女様々な方がおられます。そして,皆さん勉強意欲がとてもあり,質問も多く教室に活気がありました。